鑑定評価（かんていひょうか）

不動産の鑑定評価とは、不動産の価格の専門家である不動産鑑定士が、不動産鑑定評価基準に基づき、その対象となる不動産の適正な価格を求めることである。この鑑定評価による不動産の価格は公的にも適正な価格と認められる。例えば相続税額の算定の基礎となる相続財産の価格は相続税路線価から機械的に算定されるが、実勢と合わず、価格が大幅に違うと鑑定評価が出た場合は鑑定評価の結果が認められます。固定資産税評価額についても同様です。ただ、基本的にはそうならないように、固定資産税評価額や路線価を慎重に不動産鑑定士が鑑定評価してますが。
　不動産業者等が行なう価格査定とはその目的も手法もまったく異なるものです。

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